18冊目。GWが来るけど予定はない。泣~辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦
どーも。更新を早くしたいと思っているけど、難しいですね。
相変わらず、霧島連山が爆発していますが、出水までは影響ありません。
でも、この前の時は、灰が少し降っていたこともありました。
近くの人は気を付けてください。
前のブログで探していた本をようやく読み終わりましたので、さっそく紹介です。
『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』高野秀行×清水克行
私の好きな高野秀行さんと歴史家の清水克行さんの対談本です。
実はこれは第2弾になるのですが、第1弾が最高に面白かったので、今回の第2弾が出ると聞いて、これは買うしかないということウキウキしていたんです。が、発売日後に近くの書店になく、さらに鹿児島市内の書店まで歩き回って、結局置いてなかった本です。もちろん、ネットで買い求めました。こんな面白い本なのに、置いてないなんて、もったいない。ぜひ店頭のいい場所に置いてもらいたい本です。
今回は2人が面白い本について、読書合戦、読書トークをするという対談になっています。
辺境を歩き回っている高野さんと、歴史家の清水さんのそれぞれの知識量が凄すぎて、この厚さにしては情報量が溢れるほど多く、日本史苦手な私にとってはほとんど話についていけてない(笑)下の注釈なしでは読めない本です(笑)よくぞ注釈を丁寧につけてくれた。本当に救われております、ありがとうございます。
わからないことばかりだけれど、面白いというのが、二人のそれぞれの知識が混ざり合って、それは仮定の話かもしれないけど、妙に納得してしまうことが多くあるからだと思います。
それぞれ紹介している本は本当に面白そうに聞こえますが、この二人のように楽しく読める気がしない。この二人の知識量があってからこそ、読める本のような気がしてならない。時間があって、余裕があったときは手に取ってみようと思います。
しかし、最後の「おわりに」を読んで、噴き出してしまった。
今だから告白するが、正直何度も「この読書会、もう辞めたい……」と思った。
いやいや、「おわりに」だからって、そんな告白ダメでしょと思わず突っ込みました。でも、読書トークだから、お互いに本を読まないといけないから準備が大変だった、紹介する本が全8巻あるものとか、これを紹介するならこの本も読んでくださいと付属の本がまた出てきてと、この二人、忙しいのに恐ろしいなあと感じました。お互いに惜しみなく本を紹介しあうことが面白くて、とうとう途中では「藤木式メモ」とかいう本の読み方まで紹介をしています。ちなみに私の読み方は付箋を貼りまくる読み方をしています。
歴史の雑学が好きな方はぜひ、読んでみてください。この二人の独特な解釈は面白いです。もちろん、第1弾の『世界の辺境とハードボイルド室町時代』も読んでみてください。
この対談本が出て、対談トークショーがあったらしいのですが、ぜひ行きたかった!
今度は休みの日にしてくださることを願います。
さて、みなさん素敵なGWをお過ごしください。
それでは、ごきげんよう。