鶴の本返し

基本読書日記。たまに鶴の渡来地、鹿児島県出水市からの徒然日記。

4冊目。台風がすぎたら秋になった。~ご冗談でしょう。ファインマンさん~

どーも。御無沙汰です。

試験を受けるために猛勉強中で読書禁止令が発令していました。

といいながら、何冊か読んでしまいましたが。

 

ようやく試験が終わり、束縛から解禁されました。

 

ということで、さっそく本の紹介をしまーす。

 

 

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』

 岩波文庫 R.P.ファインマン著 大貫 昌子訳

 英訳 『Surely You’re Joking, Mr.Feynman!』

 

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 誰っていう人もいるかもしれないけど、ノーベル物理学賞受賞者、リチャード・フィリップス・ファインマンの自伝。そして、日本人なら誰でも知っている原爆の作成者の一人でもあります。

 

 一体、どういうに人かというと、ノーベル賞を取るぐらいだから、もちろん頭がいい。小さいころから分解や発明に興味があって、壊れたラジオを全部分解して直してしまうくらいだ。

 

 そして、この本の魅力の一つ。

 

 ファインマンさんのイタズラ。

 

 読めば分かるはず。

 金庫や検閲のイタズラは面白すぎ。

 

 あと有名な話らしいが、ノーベル賞を受賞を拒もうとするから、おかしすぎる。

 

 見た目はおとな、頭脳は子ども!そんなかんじだ。

 

これを読むと、世界はつまらないなと感じるとき、それは自分次第なんだなと思う。

 ファインマンさんはなんでも好奇心を持って、面白いことをとことん追求している。

 面白くないなら、面白いことを探して一生懸命する。

それが人生を楽しくさせる秘訣なのかもしれない。

 

 

死に間際に口にした言葉がファインマンさんらしい。

I'd hate to die twice. It's so boring.

「2度と死ぬなんて、まっぴらごめんだよ。全くつまんないからね。」

 

最後まで、どこまでも人生を楽しんでいる。

そんな人になりたい。

 

それでは、ごきげんよう。