鶴の本返し

基本読書日記。たまに鶴の渡来地、鹿児島県出水市からの徒然日記。

9冊目。鶴がいなくなったら、春が来た。〜囲碁殺人事件〜

お久しぶりです。

ようやく温かくなってきたなと思っていたら、

春雨が多い今日この頃です。

 

4月になり、周囲の人や仕事が今までと変わっていしまったのでバタバタしています。

 

腰痛はようやく治る兆しが見えてきたので本当によかったです。後は浮かれて無理しない事ですね。

 

 

さて、今回紹介する本は

 「囲碁殺人事件」竹本健治 講談社文庫

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竹本健治さんの作品の出逢いは、大学の頃ミステリーにどハマりし、日本四大奇書に手を出した時、まず初めに手に取ったのが

竹本健治さんの『匣の中の失楽』でした。

それから全作品とまではいかないですが、読んでいます。

 

最近、このミスで『涙香迷宮』で1位を取り、うれしく思っていたところ、さらにそのシリーズの文庫化が最近行われました。

 

今回の紹介する作品がそのシリーズ第1弾。

題名のとおり囲碁にまつわる殺人事件。その事件に巻き込まれるのがIQ208の天才少年棋士・牧場智久。

牧場少年は殺人事件の謎に迫るが。。。

 

誰にでもわかりやすく囲碁を解説しているので囲碁になじみがない人でも読みやすく、

はたまた囲碁が分かる人には奥深く読める作品になっています。

 

ミステリーの開設はネタバレにならないように注意しないといけないので、

なかなか熱い思いが語れないのが悔やまれるところですが、ぜひ面白いので手に取ってみてください。

そしてこのシリーズは、『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』と最近続いて文庫化していますので、ぜひ読んでみてください。

 

 ちなみに私は文庫化で嬉しいことは、解説に誰が担当になっているか、そして何を書いているかを見るのも楽しみの一つで、好きな作家さんとかであれば結構嬉しいものです。

 

 

ではでは、暑かったり冷えたりしますので風邪には気を付けてください。

 

ごきげんよう