2冊目。梅雨明けはまだ。~砂漠~
どーも。
梅雨明けしたように、暑い夏日が続いている出水からお送りしています。
天気が悪いと思って、日焼け止めを塗らずに日中外に出ていたら、
干からびてしまった本の虫です。
さてさっそく、今日は 伊坂幸太郎さんの「砂漠」です。
大学に入る前や入った当初に読んでほしい作品。
青春って言うほどキラキラしているわけでもないが、でもどこか楽しげで羨ましい大学時代を送っている男女の物語。
大学入ると時間が余るのか、男子は必ずハマる麻雀。その麻雀は東西南北で分かれてすゲームみたいだけど(私はよくしらないです。笑)
その東西南北ということで、
名前に「東」「西」「南」「北」が含まれる生徒を集める鳥居の奇妙な行動に巻き込まれた4人。
冷静に人を遠くから観察している、北村。
雑誌モデル並み美人で、東堂。
大人しいがいつもニコニコしている、南。
破天荒だがまじめな西嶋。
そんな彼らが紡ぎだす、普通のような変わっている大学生活の物語がいい。
この作品の名前の由来になった西嶋の言葉
「その気になれば、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」
このほかにも西嶋の言葉が何気にいい。
破天荒な西嶋の行動に周りの常識が覆されて、巻き込まれるのが、この物語。
ぜひ読んでみてくださいな。
ちなみに私は伊坂幸太郎さんの作品でハマったきっかけの作品は「陽気なギャングが地球を回す」です。よかったら読んでみてください。
では、ごきげんよう。
1冊目。鶴はいないが本の虫はここにいる!~翻訳できない世界のことば~
こんばんわ。ブログをはじめました。
よろしくお願いします。
近くに本好きの友達がいないので、ここで吐き出そうと急に思いつきはじめました。
知らない人が多いと思いますが、鶴が渡来するところです。
北海道だけでなく、鹿児島県にも来るのです。
ど田舎なんですが(苦笑)
おかげさまで本屋が小さく、昔なじみの落ち着く雰囲気ではあるのですが
基本、種類はすくない。
最近はライトノベルが拡充しておりまして、ハードカバーが少なく、文庫も私の好きな創元推理文庫のレーベルが少ない。
一応欲しい本は探して、なかったら注文してもらうか、
2時間かけて県庁所在地である鹿児島市内の大型書店に行ってます。
本屋が好きなので、ネットはサイン本以外はあまり買わないです。
と、言っていますが、図書館を基本利用しています。笑
ど田舎が幸いして、人気小説を予約しても結構速く回ってきたり。
結構充実している図書館です。
そんな話は置いといて、
さてさっそく、本の紹介を。
知る人ぞ知るHONZで知り、
欲しくてたまらなくて地元の本屋を探し回り(なかった)、
仕事が忙しくて鹿児島市内にも行けず(注文すればよかったのですが)、
結局、やっと仕事が落ち着き熊本に行く予定があったので買ってきました。
『翻訳できない世界のことば』
人が生活している中で、言葉がないところはないと思います。日本語、英語、中国語、フランス語、イタリア語、スワヒリ語などなど様々な言語が存在し、その地域特有の訛りも加わり、多種多様な言葉が存在します。
例えば、鹿児島弁で「もじょい」ってのがあるのですが、分かりますか??「可愛い」という意味です。
訛りも含めると本当にどれぐらい言葉が存在するのか計り知れないです。
その言語の中から他の言語ではきっと言い表しにくい言葉たちを、可愛い絵と一緒に紹介している。
その中で私的に印象的な一つを紹介します。
マレー語
pisang zapra ピサンザプラ
バナナを食べるときの所有時間。
って、バナナを食べる時間は人それぞれじゃないかと、
ツッコみたくなるような単語も多く載っているし、ロマンチックなものだったり素敵なものもあります。
世界には本当に色々な言葉が溢れていて、
現在もその言葉は増え続けているし、減っているかもしれない。
人からはひどい言葉に聞こえるかもしれないけど、自分にとっては大切な言葉だったりする。たとえば、伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』の中で、「痴漢死ね」という酷く汚い言葉が、最後涙を流すような素敵な言葉に変わることもある。
言葉は人を傷つけることも殺すこともできる。だけど、一方で救うことも最高の気分にさせることもできる。
だからこそ、大切にしなくてはいけない。
みなさん、言葉には気をつけてください。
さて脱線しましたが、この本の中には日本語もあるわけで
積ん読(つんどく)
この言葉には、私、ぐさりときました。
2時間かけて買いに行くと、買って満足しちゃうときがありまして、
また、仕事も忙しくて。
はい。まさに積ん読しています。
大量に。
気を付けます。
みなさんも気を付けてください。
では、ごきげんよう。